今回、Raspberry Pi Picoで電子工作をしてみました。

今後も何か作ることを見越して備忘録を残します。


Raspberry Pi Picoとは

Raspberry Pi Picoはマイコンボードと言われるものです。
マイコンボードは、マイコンと周辺機器が統合された基板のことです。マイコンは、プログラム可能な小型のコンピューターチップであり、入出力制御やデジタル信号処理などができます。

他のラズパイシリーズには、コンピューターボードと言われるものもありますが、Picoのメリットとして、省電力で安価な特徴があります。
ただコンピューターボードのように、サーバーの代わりや機械学習、画像認識のような高度なことはできないようです。

開発環境

マイコンボードを開発する際に有名なものとして、MICROPYTHONやCircuitPythonがあります。
今回はUSB HID(USBデバイスを振る舞うライブラリ)がサポートされている下記のCircuitPythonを使うことにします。

開発環境をバージョンアップしたり、変更する場合は、Raspberry Pi Picoの白いボタン(BOOTSEL)を押しながらUSBケーブルでパソコンと繋ぐ必要があります。

PCに繋ぐと下記のようなフォルダが出てきます。
ダウンロードしたCircuitPythonのuf2ファイルを下記にコピーします。

すると下記のようなCIRCUITPYが開くので、ここのcode.pyにプログラムを書きます。

また、プログラムに使うRaspberry Pi Picoの端子配置図は下記です。
下記のURLから本家のサイトで見れます。 pico pinout

https://www.raspberrypi.com/documentation/microcontrollers/raspberry-pi-pico.html#pinout-and-design-files